
外国為替証拠金取引以外の投資商品と、その違いについてご説明します。
外国為替証拠金取引は、取引を行っている人にとって2つの面を持っています。一つは、リスクが高い分、リターンも大きい、ハイリスクハイリターンな投資商品であるという面。もう一つは、リスクが少なく、安定した収益を得ることもできる、ローリスクミドルリターンな投資商品であるという面です。では、どうしてこのような違いが現れてしまうのでしょうか。それは外国為替証拠金取引の取引をしている人の、投資スタイルが違うからです。
外国為替証拠金取引をハイリスクハイリターンと考える人は、レバレッジをフル活用し、短期的な投資を行なっているタイプの人です。レバレッジを50〜100倍利かせ取引を行なっていれば、外国為替証拠金取引はギャンブル性の高い投資商品になってしまいます。ローリスクミドルリターンと考える人は、長期的な投資を行っているタイプの人です。スワップポイントでの収益をメインにし、レバレッジは行なっても2〜3倍に押えます。このタイプの投資家にとって外国為替証拠金取引は、高額ではなくてもローリスクである程度の収益のある、安定した投資商品といえるでしょう。どちらの投資スタイルも間違った運用法というわけではありません。自分の意思で投資スタイルを選べることも、外国為替証拠金取引の魅力の一つです。
外国為替証拠金取引にも経費はかかります。手数料とスプレッドです。手数料は仲介手数料のことで、通貨あたりいくらという形で設定されます。とはいえ、手数料をまったくとらない仲介会社もたくさんあります。スプレッドは、売値と買値の差のことです。仲介会社のレートを見てみると、たとえば円とドルのレートが「110.05−110.10」と表示されていることがあります。これはドルを買うのには1ドル110.10円で買え、売るのには110.05円で売れるということを示しています。つまり、同じ1ドルでも売値と買値の差が0.05円、これが仲介会社の手に入れる取引経費=スプレッドとなります。ですから、低スプレッドの仲介会社が、一番経費のかからない仲介会社ということです。